ネット販売で成果が出るまでに最低6か月【1か月以内に結果を出す方法】

自社オンラインショップを開業したら、誰でも早く成果を出したいと考えるものです。

もちろん私もそうでした。

しかし、オンラインショップを開業して
すぐにはお客様は集まりませんし、商品も売れません。
しかしできるだけ短期間で自社商品が売れる状態にしたいですよね。

そこでこのページでは、ネット販売で結果が出るまでに時間がかかる理由と、なるべく早く結果を出すための方法についてお伝えします。
上手くいけばオープン後1か月以内に結果(ネットからの最初の売上)を出す事もできます。

ネット販売で成果が出るまでに時間がかかる理由

  1. インターネット特有の問題
  2. 開業したばかりのショップは、未完成だから

以下、ひとつずつ説明していきます。

インターネット特有の問題

新しいドメインで制作されたショップのページが、Google等の検索エンジンに反映されるまでにはページを作成してから2か月~3か月程度時間がかかります。

つまり、あなたの会社のショップの各ページが検索エンジンに表示されるまでには
それ位の時間がかかるという事です。

オンラインショップを訪れる多くのお客様は、
自分が関心を持つ商品やサービス、解消したい悩み等に関連する
キーワードを検索してショップを訪れます。

そのため、あなたの会社のショップが検索エンジンに表示されない事には
お客様は、あなたの会社のショップに気が付く事ができないわけです。

但しこの問題は、検索エンジン以外からの集客方法を実践する事で
開業したばかりのショップにもお客様を呼び込むことはできます。
集客方法に関しては次のページでも説明していますので参考にしてみて下さい。

【実例】最も集客効果の高かったネットショップの集客方法

開業したばかりのショップは、未完成だから

未完成であるという事はどういうことかというと、
見込み客をたくさん集客する事ができる状態になっていない、
そして、集客したお客様に商品を購入頂ける状態になっていないショップということです。

何故、集客できず売れないのか、その理由は次の2つです。

  1. 集客するには別途施策が必要だから
  2. 当初の戦略通りにはスムーズに事は運ばない、だからすぐには売れない

以下、ひとつずつ説明します。

集客するには別途施策が必要だから

ネット販売を始める方の中には、オンラインショップを作れば自動的にお客さんが集まると誤解している方も多いのですが、実は、そんなことはありません。
自社ショップに見込み客を集客するためには、別途、集客のための対策を施していかなければなりません。
どのショッピングカートを使う場合でも、また楽天やAmazon等のショッピングモールに出店する場合でも、集客の対策は必要になってきます。

例えば、次のような対策があります。

  • SNS集客
  • リスティング広告
  • アフィリエイト広告
  • SEO集客
  • ブログ集客

全ての対策を施す事が必須ではありませんが、このような集客対策を、ショップ構築とは別途、施していかなければ、自社ショップにお客様は集まりません。

当初の戦略通りにはスムーズに事は運ばない

自社ショップ開業にあたり、どのような人をターゲットにしてどんなコンセプトで、他店との違いをどこにおいて、どのようなポジションで売り上げを伸ばしていくのか等々の戦略を練って、自社ショップを構築する事が必要になってきます。

しかし実際にオープンしてみると、
当初の戦略通りにはスムーズに事が運ばないことがほとんどです。
場合によってはターゲットやコンセプトを変更する必要もあります。

つまり、ショップ開業後、お客さんの反応や売れ行き等を見ながら、自社ショップをどんどん改善していく必要があるわけです。

短期間で結果を出す方法

前述のとおり、結果を出すまでにある程度の時間はどうしてもかかるものですが、できるだけ短期間で結果を出すために実践すべき方法があります。

  • 複数の集客の仕組みを作る
  • 競合との違いを明確にしてページでしっかりと訴求する

以下、ひとつずつ説明します。

複数の集客の仕組みを作る

前述した通り、自社ショップに見込み客を集めるためには、集客対策を施していく必要があります。
但し、検索エンジン経由の集客に関しては、自社ページが上位に表示されるまでどうしても時間がかかります。
そのため、オープン当初は、それ以外の集客方法で見込み客を集めていくことで自社ショップの周知活動を行う事が出来ます。
私がおすすめするのは、次の2つです。

  1. オフラインでの見込み客にオンラインショップ開業の連絡を行う
  2. SNSを使って集客する

以下、ひとつずつ説明します。

オフラインでの見込み客にオンラインショップ開業の連絡を行う

恐らく自社内には、これまでの顧客名簿があるはず。
その顧客リストに対して、オンラインショップをオープンしたことをメールやはがき等でお知らせしましょう。
会社によって顧客リストの数は異なるとは思いますが、多い会社の場合、数千名のお客さんの情報を持っているはずです。
少ない会社でも数百名程度のリストがあるのではないでしょうか。
そもそも新規顧客獲得が目的で、オンラインショップを作ったのに、、、と思われるかもしれませんが、最も簡単に売り上げるためには、既存のお客さんに働きかけをする方が早いのです。

⇒オンラインショップオープン直後、既存の顧客リストに対してメールでお知らせし、自社商品を購入してもらうためのアイディア(現在執筆中)。

またこの方法にはSEOの面からも良い影響を与えてくれます。
作ったばかりの自社ショップのページのアクセスが増えるほどにそのページの評価自体が高まります。つまり何もせずに待っているよりも早く自社のページが上位表示されやすくなります。
オンラインショップオープン時は、新規顧客獲得の仕組みを構築しつつ、既存のお客さんへの周知活動を行う事で、比較的短期間で結果を出す事が可能となります。

SNSを使って集客する

こちらは余力があれば是非チャンレンジして頂きたいのですが、SNSを活用する事で、短期間で新規顧客に対して自社ショップを周知することができます。
SNSといってもFaceBook、Twitter、Line、Instagram等々色々とありますが、もしすでに会社名義のSNSを持っているようでしたら、それを利用して自社ショップの周知を行うと良いです。
但し恐らく多くの会社ではSNSを使っていないのではないかと思います。
そこで私がおすすめしたいのは、アメーバブログです(略してアメブロと呼ばれます)。
このアメブロは、株式会社サイバーエージェントが提供する無料のブログサービスで利用者数の多さも魅力ですが、ブログなのにSNSに近いような機能があります。
中でもフォロー機能(以前の読者登録機能)が、自社ショップの周知活動に役立ちます。
フォロー機能というのを簡単に説明すると、自社のアメブロアカウントにログインした状態で、自社商品に関心を持ってくれるであろうアメブロ運営者に対してフォローをすると、その運営者にフォロー通知が届きます。
そのことで自社運営のアメブロを周知する事が可能です。そして自社のアメブロ経由で自社ショップに来てもらうようにすれば、自社ショップへの集客も可能になります。
詳しくはこのページで説明しています(現在、執筆中)。

競合との違いを明確にしてページでしっかりと訴求する

集客したお客さんに自社商品を買ってもらうためには、自社で買ってもらう理由を明確にする必要があります。
他社にはない自社独自の強み(USP)です。
それがないことには、お客さんが自社ショップで購入する理由がありません。
前述した方法で、見込み客を集客したとしてもそこが明確になっていないと結局は売れません。
ですので、お客様が自社を選ぶ理由に関しては、市場、自社、競合調査を行いある程度時間をかけて決めましょう。
そして自社ショップでしっかりと訴求しましょう。

順番としては、集客対策を行う前に、ショップに来てくれれば他社にはない自社の強みがしっかりと訪問客に伝わるような状態にしておく必要があります。
これについては次のページを参考にしてみて下さい。
お客様が自社ショップを選ぶ理由

まとめ

以上、ネット販売で成果が出るまでにはある程度時間がかかるその理由となるべく早く結果を出すための方法について説明をさせて頂きました。
オンラインショップをオープンしても売れるようになるまでには、どうしても時間がかかるものです。
但し説明した通り、オープン当初から見込み客を集客し実際に商品を販売していく方法もありますので、是非とも実践して頂ければと思います。

関連記事:ネット販売の始め方【法人編】失敗しないために

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外部の専門家に頼るほど予算に余裕のない小規模事業者様を対象に自社内にWEB集客~商品販売/契約獲得のための仕組みを構築できるWEB担当者を育成するためのサポートに力を入れている。これからはどんな業種であっても小さな会社であってもWEBを有効活用して自社収益を拡大するための最低限の知識は持つべきであるという考えのもと活動している。