ホームページリニューアルの際に最低限押さえておきたいSEO対策と集客の仕組み構築に必要なこと

ホームページのリニューアルにあたり、集客対策を見直したいとお考えの事業者様も多いのではないでしょうか?
ホームページから見込み客を集客するためには、そのための仕組みづくりと最低限のSEO対策が必要です。
そもそも集客自体は目的ではありません。目的は自社のお客さんに問い合わせをもらうこと、ネット販売をしている場合は商品を購入してもらうこと等です。
ですので単にSEO対策を施して自社ホームページへのアクセスを増やせばよいというものではありません。
問い合わせや受注という目的を達成するための集客の仕組みを構築することがとても重要です。
そこでこのページでは、最低限押さえておきたいSEO対策の紹介と、問い合わせや受注という目的を達成するための集客の仕組みの構築に必要なことをお伝えします。

最低限押さえておきたいSEO対策

検索エンジンからお客さんを集客するためには、狙ったキーワードで上位に表示させる必要があります。
そのために必要となる最低限のSEO対策についてお伝えします。

質の高い記事を書く

質の高い記事を書くことで検索エンジンに高い評価を受けることができます。
ここでいう質の高い記事とは、そのキーワードで検索した人に十分に役に立つ記事という意味です。
実際に上位表示を狙いたいキーワードで検索してみて、その結果で上位表示されている複数のページの内容を確認し、それらのページに書かれている内容を超えるような内容の記事を書いていきます。

そのキーワードと関係のないことは書かない

役立つ記事を書くために詳しく書こうとするほど、内容が脱線してしまいがちです。
そのキーワードと関係のない内容を書くとGoogleからの評価が下がってしまいますので、注意しましょう。
ひとつのページの内容はひとつだけを心掛け、そのキーワードとは異なる内容は書かない方が良い結果が出やすいです。
もし該当するキーワードを詳しく説明するために、異なるキーワードの説明が必要な場合は、別途、その異なるキーワードに関してのページを作成し、その別ページにリンクして読んでもらうようにしましょう。

タイトルには狙うキーワードを入れる

上位表示させたいキーワードを、そのページのタイトルに必ず含めましょう。上位表示させたいキーワードがタイトルに含まれていない場合の上位表示は難しいです。

スマホでも快適に閲覧できるように

Googleはスマートフォンでも快適に閲覧できるページを高評価します。
外部の制作会社に依頼する場合は問題ないとは思いますが、自社内にて無料のテンプレート等を使ってリニューアルする場合には、スマホに対応しているかどうかを確認してください。
スマホに対応しているテンプレートは、「レスポンシブ対応」という文言で説明される場合が多いです。

見出しタグを使う

H1、H2、H3等の見出しタグをちゃんと使ってわかりやすい構成で記事を書きましょう。
H2、H3タグのないページは、評価が下がる傾向にあります。

内部リンク

自社ホームページ内の関連するページには、積極的にリンクを貼りましょう。自社ホームページ内の各ページの存在や関係をGoogleに知ってもらうために重要なことです。

meta descriptionメタ ディスクリプション

meta descriptionの説明図

検索結果に表示される上図の部分のことです。
そのページの概要を設定することができます。
検索結果を見たユーザーの多くは、メタ ディスクリプションの内容を見て、そのページをクリックするかどうかを判断しますので、必ずメタ ディスクリプションを設定しましょう。
そのキーワードで検索するユーザーが知りたいことがその部分に書かれていれば、クリックしてもらえる可能性が高まります。

動画も積極的に使う

動画の貼り付けてあるページは高く評価されます。
そのページの内容によって、動画を使って説明した方がよい場合には、積極的に動画を作り、ページに埋め込みましょう。作った動画をYouTubeにアップロードし、そのタグを自社ページに埋め込むことで、YouTubeからの集客をも見込むことができます。

その他、SEO対策のさらなる詳細を、次のページで確認してください。

参考ページ:SEO対策~具体的方法を伝授~

目的達成のための集客の仕組み構築のために必要なこと

自社独自の強みを明確にする

リニューアルしたホームページにSEO対策を施し、見込み客を集客できたとしても必ず競合他社のホームページと比較されます。
その時に自社を選んでもらうことができなければ、集客にかけたコストが無駄になってしまいます。
比較された時に自社を選んでもらうために、他社にはない自社独自の強みを必ず明確にし、ホームページに来てくれたお客さんにしっかりと訴求しましょう。

参考記事:自社の強みの見つけ方~他社との差別化を図ろう!~

お客さんを明確にする

幅広いお客さんに満足してもらうホームページを作ることなどできません。
自社の強みに共感してくれるようなお客さんを絞りこんで明確にし、そのお客さんの心に響くようなホームページにリニューアルしましょう。
自社のお客さんが明確でなくぼやけていた場合、お客さんは自社を選ぶ理由がわからず他社にすぐさま移動してしまいます。

お客さんの悩みや欲求を知る

お客さんが明確になったら、そのお客さんの悩みや欲求を調査しリストアップしましょう。
そして、できるだけ多くのお客さんの悩みや欲求に役立つ記事を作りホームページにアップしていきましょう。その際は、先にお伝えした最低限のSEO対策を必ず施しましょう。
自社のお客さんに役立つ記事をたくさん書くほどに、数多くのお客さんを集客できるようになります。

参考記事:インターネットを活用した市場調査(キーワード調査)の事例と方法

継続的な情報発信を行う

自社のお客さんに役立つ記事は継続してアップしていきましょう。
高い頻度で質の高い記事を更新していくほどに、検索エンジンの評価が高まり、より集客できるようになります。

まとめ

以上このページでは、ホームページリニューアルの際に、最低限押さえておきたいSEO対策の紹介と、目的を達成するための集客の仕組みの構築に必要なことをお伝えしました。

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外部の専門家に頼るほど予算に余裕のない小規模事業者様を対象に自社内にWEB集客~商品販売/契約獲得のための仕組みを構築できるWEB担当者を育成するためのサポートに力を入れている。これからはどんな業種であっても小さな会社であってもWEBを有効活用して自社収益を拡大するための最低限の知識は持つべきであるという考えのもと活動している。