【実例】個人ネットショップの仕入れ方法(楽な仕入れは要注意)

【実例】個人ネットショップの仕入れ方法(楽な仕入れは要注意)

個人がネットショップを開業する場合、多くの方は仕入れをどうするかという悩みに直面します。(売りたい商品がない場合は特に、ですね。)

特に売りたいものもなく、単にネットショップを開業して売るものを探しているという人の場合は、多くのサイトでも紹介されているようなネット上で色々な商品を仕入れる事ができるサイトから、個人でも簡単に仕入れて販売する事も多いのではないでしょうか。。
例えば、「NETSEA」「楽天B2B」等ですね。

しかし、果たしてそのような仕入れサイトで仕入れた商品を販売するネットショップで個人が成功できるのかと考えた時、私は自らの経験から疑問を感じてしまいます。
何故ならそこには、店長の情熱もこだわりもほぼ感じられないから、ですね。

現在、ネットショップ自体も簡単に開業でき、ネットで仕入れも簡単にできることから見た目は立派な(但し店長さんの情熱も何も感じられない、ただ商品画像がペタペタ貼ってあるだけのお店)ネットショップがあっという間に出来上がります。
でも実際にオープンしてみればわかりますが、それでは全く売れないんですね。。

私自身、その辺の事を色々と経験しているからこそ、個人でネットショップを始めてみたいという方には、やはりネットで簡単に仕入れられるサイトのご紹介等は安易にできないわけです(ちなみにメイン商品がしっかりとしたものがあり、すでに顧客も付いているお
店でサブ的な商品としてこのようなサイトを活用するのは有りだと思います。)

ちなみにレンタルカート会社と提携して、ショッピングカートの契約者を増やす事を活動目的のひとつとしているコンサルタントやアフィリエイト目的でネットの仕入れサイトを紹介しているブロガー等には十分にご注意下さいね。。

私たちのような個人運営のネットショップで成功するためには、ショップの個性を出していき、店長のこだわりに共感してくれるようなファンを増やしていかなければなりません
そのためには、販売する商品にもこだわりを持つ必要があります。(参考:ショップで販売する商品にこだわりを持つ

だからこそ、私は、自分が大好きな事、得意な事(例えば趣味等)に関連するネットショップを運営する事をおすすめしています。

ネットショップで成功すれば、結構稼げるみたいだからネットショップを始めてみたい、●●と言う商品が売れてるらしいからその商品を仕入れたい、、

というのではなく、例えば、

私はテニスが大好きで得意だから、近所の子供たちを対象にテニス教室を開きたい、全国のテニス初心者の人たちにテニス上達のコツを伝えるビジネスを始めたい、自分が気に入ったテニスグッズを紹介・販売するネットショップを開きたい、とか
海外旅行中に偶然見つけたユニークな商品を日本の人にも是非知ってもらいたい、、
というような気持ちでスタートされることをおすすめしています。

そのような気持ちで始めたネットショップは、店長のこだわりや情熱が存分に発揮される魅力的なネットショップになるはずです。当然、ファンも付きやすいです。
そして何よりも運営している店長さんが自分の知識や経験が多くの人に役に立っている事を実感でき、毎日、生き生きと仕事ができるはずですね。その事がお店のページにも必ず反映されていくはずです。

さて、すこし前置きが長くなってしまいましたが、このような理由から、このページでは、自分が紹介したい商品やサービスがあるけど個人である自分がどのようにして仕入先と交渉すればよいのかという観点からその方法をお伝えしたいと思います。

一時的にでもいいから自分は興味なくても売れる商品を探したいという店長さんにはこのページの内容は役に立ちません。それから自分の興味もない商品を海外から輸入して価格差だけで儲けたいという店長さんの役にも立ちませんので、悪しからずご了承ください。

さて、以下本題です。

個人ネットショップ仕入れの基本は、メーカーとの交渉

仕入れの基本はメーカー交渉といきなり断言してしまいましたが、もちろんそうでないケースも当然ありますし、絶対にメーカーと交渉して卸してもらわなければいけないというわけでもありません。
しかし、メーカーから直接仕入れて販売した方が当然、条件は良いわけです。
問屋が間に入る事で、間違いなく卸価格はその分、値上がります。
その他にもメリットが色々とありますので、まずはメーカーと交渉すべきだと考えます。

 

メーカーから直接仕入れるメリット

卸価格が安い

繰り返しにはなりますが、やはり問屋が間に入らない分、条件の良い価格で卸してもらえる場合が多いです。
大手運営のネットショップと比べ、数多くの品揃えで勝負する事ができない個人運営のネットショップは、やはり好条件の商品を選んで仕入れた方が効率が良いです。

私のお店でも、多くの仕入先がメーカーとなっています。
その結果、問屋経由で仕入れるよりも10%~20%程度低い卸価格で仕入れています。私のショップの商品の平均単価は25,000円程度ですのでこの違いはやはり大きいです。
特に個人運営のお店の場合、一人で販売するために処理できる数は限られてきますので少しでも安い価格で仕入れる事も重要なポイントです。

やり取りがスムーズ

お店で取り扱う商品に関してのトラブルは長く運営しているとやはりどうしても起こってしまいます。
何か起きた時に間に問屋が入っているよりもメーカーと直接やり取りを行った方が時間的にも短縮できますし、そのやり取りにかかる労力も少なくて済みます。その結果、お客様に迅速で的確な対応を行う事ができます。

基本的に私のショップではトラブルが起きないような運営の仕方を心がけていますが、それでも年に何回かは軽いトラブルが起きてしまいます。しかし電話1本、メール1通でメーカーと迅速にやり取りできる環境が整えてありますので、迅速に対応できています。
少し脱線しますが、そういう意味でも取引先との人間関係は重要ですね。取引先との人間関係というと何だかビジネス経験のない人には難しそうに感じられるかもしれませんが、決して難しい事ではありませんのでご安心下さい。極端な話、主婦の方でも全く問題なく
こなすことができます。)

共同企画

メーカーとの付き合いが濃くなれば、メーカーと小売店とで共同で販売企画を練って実施することもできます。良い付き合いができれば、他店には無い特別な恩恵を受けられる場合も多いです

実際に私のショップでは、色々な企画をメーカーと共同で実施しています。メーカーとの共同企画をお店で実施するだけで、来店者の信頼感も高まりますし、成約率も高まります。

ネットショップ自体の信頼度が高まる

問屋経由で仕入れているお店よりもメーカーから直接仕入れているお店の方が、お客様目線で考えた場合も好影響を及ぼすことが考えられます。実際に私の運営するネットショップでもその効果を大きく感じています。

仕入先となるメーカーがそのジャンルでそれなりの知名度を持っている場合、そのメーカーから直接仕入れている小売店(ネットショップ)の信頼度は当然高まります。私のお店もその恩恵を受けています。特に開業したばかりの知名度も信頼度も低いネットショ
ップの場合、その業界でそれなりの知名度のあるメーカーと取引をしている事で、お客様に安心感を与える事ができるというメリットもあります。

無在庫で販売できる可能性が高い

個人ネットショップの場合、仕入れて在庫しておくためにはどうしても資金が必要になってしまいます。
できることならば、無在庫で受注生産して頂ける方が助かるわけです。
問屋から仕入れる場合、それは中々難しいのですが、それなりの価格帯のもので製作するまでにある程度の時間がかかる商品の場合、更にはメーカー直で仕入れる場合には、受注してから製作・納品してもらう事が可能となる場合が多いです。
お客様から注文をもらい、決済が済んだ時点でメーカーに発注して製作・納品してもらう事ができれば資金的なリスクなくお店で販売する事が可能となります。(参考:在庫を持たないネットショップのメリット・デメリット・方法

実際に私が取引している小規模メーカーの全てが受注生産という形態で、無在庫で販売する事ができています。もちろんメーカー側で在庫を持っている商品も多いのですが、受注発注という形で仕入れていますので、ノーリスクで注文を頂いて販売しています。

個人ネットショップがメーカーから仕入れるコツ

小規模のメーカー(工房)を狙う

古くからあるそのジャンルに関心のない人でも名前を知っているような大手メーカーの場合、やはり個人運営のネットショップが取引を行うのは難しいです。
そのような大手メーカーから仕入れる場合には、問屋経由がベストです。そしてそのような場合は、まずはお店の実績を少しでも出してから取引を打診した方が良いです。

ここでは、そうではなく小規模のメーカー(工房)を探す事をおすすめ致します
もしかしたらジャンルによっては、そのようなメーカーが全くないケースもあるかもしれませんが、どのような業界やジャンルでもそのようなメーカーがひとつやふたつ存在するものと思われます。
私は趣味を生かしたネットショップを構築されることをおすすめしていますが、あなたが大好きな得意な趣味に関連するアイテムを作ったり、加工したりしている職人さんが結構いらっしゃると思われます。
例えば、テニスラケットの手作り職人やガット張り職人、ビリヤードキュー工房やキューケース職人、釣りであればルアー職人等々ですね。
そのような小さなメーカーであれば、個人運営のネットショップでも取引を開始できる可能性が高まります。
もしあなたが自分の趣味を生かしたネットショップを始める場合、そのジャンルで少しは名の知れた小さなメーカーの事をすでに知っている場合もあるのではないでしょうか。

もちろん品質が良くなければ、そのメーカーから仕入れる意味はありませんが、既存の大手メーカーの商品よりも品質が良く、それらにはない魅力を持っており更には店長であるあなたが気に入っているものであれば、是非とも仕入れたい商品と言えるのではないかと思います。

自分が実際に気に入ったものを作っているメーカーに打診をする

そのような小規模メーカーの場合、多くは作り上げる商品にこだわりを持っている事が多いです。
単にネットショップで販売したいから取引をしたいというスタンスではなく、自分自身がそのジャンルが大好きでそのメーカーの商品をとても気に入っているのでお店のお客様に是非とも紹介したいというスタンスで打診をすべきですね。
心を込めて作る商品は、やはりその良さを理解してくれる人に紹介して欲しいと考えるのは当然です。是非ともこのスタンスで打診をしてみて下さい。

その商品を広めるサポートをする

まだまだ認知度の低い商品を作っている小規模メーカーが求める事は、その商品をたくさん販売してもらいたいこと以前に、その商品をたくさんの人に知ってもらいたい周知したいという所です。
つまり小売店に求めること中には、その商品の良さをたくさんの人に広めてもらいたいという部分も大いに含まれます。
ネットショップの良さは、全国各地の多くの人たちに広く周知できる点です。つまりその商品の認知度が現状、それほど高くないものである場合、あなたのお店でその良さを宣伝する事は、そのメーカーにとってもありがたい事であるわけです。
単にあなたのショップで販売させて下さいというだけでなく、ネットショップのページをフル活用して全国の人たちにその商品の良さを広めたい、と伝えてみて下さい。
(もちろん嘘はいけません。本当にそう思える商品を作っているメーカーに打診すべきです。)

特に、そのメーカーのホームページすらない、あってもそのホームページを周知するための対策が一切施されていない、更にはそのジャンルの専門雑誌に広告すら出していない、というようなメーカーの場合、あなたのネットショップでの宣伝は大いに助かるはずです。(参考:仕入先に喜ばれながら取引を開始するためのアイディア
仮に当初は、あまり売れなかったとしても、あなたのお店のページを使って、精一杯、その商品の良さをPRすることで、そのメーカーとの信頼関係を構築する事が可能です。
このようなメーカーとの取引を開始出来れば、あなたのショップに色々な良い事が起こります。
そのメーカーの商品を紹介している競合店がない場合、そのメーカーと二人三脚で周知・販売のための戦略を立てる事もできますし、良い結果が得られれば、さらに良い条件で仕入れられる可能性も高まります。
そしてもちろん、そのメーカーの商品をたくさんの人に周知するためには、効率的に見込み客を集客する必要があります。
その部分に関しては、ブログ集客をおすすめしていますので参考にして下さい。
(参考:ネットショップのブログ集客≪120%の効果を実感できる集客法≫

以上、個人ネットショップが成功するためにおすすめする仕入れの方法につぃてお伝えしました。
業界・ジャンルによっては理想的な仕入先が見つけにくいという事もあるとは思いますが、是非、参考にして頂ければ幸いです。

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