飲食店のネット集客方法~常連客を大切にして新規獲得するためのアイディア~

飲食店のネット集客方法と言えば、ぐるなびや食べログ等のグルメサイトへの登録が一般的でしたが、そのような状況にも変化が起きているようです。
下図は、テーブルチェックの2019年11月の意識調査結果です。

グルメサイトの信頼度画像
テーブルチェック調べ 引用元 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000023564.html

ユーザーは必ずしもグルメサイト掲載の情報だけを参考にしているわけではなさそうです。
そしてグルメサイトを「あまり信頼していない」「まったく信頼していない」の回答が合わせて26%となり、これは「グルメサイトが飲食店選びの基準になっている」と回答した人12%を倍以上、上回っています。
このことから、飲食店のネット集客は、従来のようにグルメサイトだけを頼って対策をするわけにはいかなくなってきていることがわかります。

そして一方で、飲食店のネット集客に有効であると注目されているツールが「Googleマイビジネス」です。
例えば、「六本木 イタリアン」で検索すると次のような結果が表示されます。

Googleマイビジネス検索結果画像

ご覧の通り、食べログ等のグルメサイトよりもGoogleマイビジネスに登録された飲食店の情報が上に表示されます。

今後は、このGoogleマイビジネスの活用が必須であることがわかります。

但し、そもそも数ある競合店の中から自店を選んで来店してもらうためには、これらのツールを使ってネット集客する以前にやるべきことがあります。

それは、自店の強みを明確にして他店との差別化を図ることです。
他店にはない自店の特長です。

これがないことには、どんなに集客してもお客さんはリピートしてくれませんし常連客は付きません。
飲食店に限らず商売においてもっとも重要なのは、常連客(ファン)をいかに増やせるか、同じお客さんにいかにリピートしてもらえるかという部分です。
常連客が増えなければ、そのお店はつぶれてしまいます。

そこでこのページでは、まずは他店との差別化の重要性をお伝えした上で、常連客への接客を通じ、新規客を増やすためのネット集客の方法をお伝えします。

自店の強みとターゲットの明確化

長期間にわたり安定して売り上げられる飲食店になるためには、自店の強みを明確にしてその強みに共感して来店してくれるお客さんを相手に商売をしてく必要があります。
そもそも開業前から戦略を立てて実行することが重要ではありますが、開業後、思うように集客ができずその必要性に気が付いたという経営者の方もいるでしょう。
その場合に、自店の強みを見つけるためのアイディアを以下、お伝えします。

常連客に聞いてみる

すでに付いている常連さんに自店の良さ、他店にはない強みを聞いてみましょう。
それは店長の接客かもしれませんし、立地かもしれませんし、特定のメニューや居心地の良さかもしれません。
頻繁にお店に来てくれるのには何かしらの理由があるはずです。
出来るだけ多くの常連さんにヒアリングすることで、自店の強みを見つけるヒントが得られるはずです。

競合店を調査

そして競合すると思われる他店の強みを確認しましょう。
ネット上の口コミサイトや常連さんの情報等を参考に可能な限り詳細に調査していきます。
お客さんが自店ではなく他店を選ぶのにも何かしらの理由があります。
もしその調査の結果から、自店の特定の弱みが原因で他店にお客さんが流れていたことがわかった場合、すぐさま改善できる事であれば改善すべきです。
しかし自店のファンを増やすためには、自店の弱みの改善よりも強みを更に強化し、その部分をしっかりとお客さんに訴求することの方が重要です。

他店と被らないポジションで

つまり、競合店と被らない強み、もしくは自店の方が優位に立てる強みを見つけることが重要です。
同じ強みをコンセプトにしてしまうとどうしても競合します。
他店と被らないポジションで商売をすることで、自店の強みがより際立つと共に競合することなくお客さんに選んでもらえるようになります。

理想は〇〇ならこのお店

具体的には、ニッチなポジションで一番になりましょうということです。
お客さんに「〇〇ならばこのお店」とイメージしてもらうことで自店のブランド化にもつながります。

ターゲットを明確にする

そして自店の強みに共感してくれるお客さんをターゲットとして設定しましょう。
その際、自店の強みに共感して来店してくれるようなお客さんが果たしているのかいないのかに関しても、しっかりと調査・検討しましょう。
例えば、高年齢層の人たちが多くを占める住宅地の近くにある飲食店が、若者にしか受けないようなコンセプトで商売をしても、そこには需要がないからです。
自店の立地、客層等々も十分に考慮して下さい。

自店の強みやコンセプトはネット上でもしっかりと訴求

自店の強みが明確になったらお店の看板や店内の雰囲気、ショップカード等はもちろんですが、自店のホームページ等でもしっかりと訴求するようにしましょう。
せっかく決まった強みやコンセプトも、お客さんに伝わらなければ無意味です。
飲食店のネット集客において是非とも活用したいのは、自店ホームページ、Googleマイビジネス、LINE公式アカウントの3種類です。
もちろんその他にも使えるツールはありますが、毎日忙しくする中でネット集客のためにやることが増えるとやはり継続できません。
しっかりとネット集客の効果を上げるためにも、現状、この3種類をしっかりと活用すると良いでしょう。
特にこのページではLINE公式アカウントを活用したネット集客の方法をお伝えします。

参考記事:自社の強みの見つけ方

常連客への接客を通じ新規客を獲得するための方法

常連さんはお店の宝です。その常連さんに最高に満足してもらい、お友達を紹介してもらうことが一番の集客方法です。
そしてネットも上手に活用することで、より効率的に集客できます。

常連さんには常に満足してもらう

先ほどお伝えした通り、飲食店においていかに多くの常連さんを作れるかどうかが成功できるかどうかの大きなポイントであることは間違いありません。そして、新規客を連れてきてくれるのも常連さんです。
とにかく常連さんをえこひいきしましょう。

例えば、常連さんに対しては

  • 雨の日限定割引サービス
  • 毎回おまけの小皿一品
  • 友達紹介特典(常連さんにも友達にも小皿一品&ドリンク1杯無料等)
  • 新メニュー試食会への招待

等を提供し、
何度でも来てもらえるように、そしてお友達も連れてきてもらえるように工夫しましょう。
個々の常連さんの好みを把握し、常連さんごとにサービスを変えられると更に良いです。

雨の日限定割引サービス

雨の日はやはり客足が落ちます。そんな時、複数の常連さんに直接、「今日は〇〇が半額ですよ!」等の連絡を入れることができればお客さんも「雨だけど半額なら行こうかな!」と思ってくれるかもしれませんよね。
それを実現できるのがLINE公式アカウントを活用したネット集客です。マクロミルインターネット調査によると、10代~50代の80%以上が、そして60代以上も52.8%が利用しているという結果がでています。
この記事を書いている私の周りの50代、60代の社長さんたちも皆使っています。

LINE利用率調査結果図
調査機関:マクロミル 引用元 宣伝会議

参考:LINE公式アカウント

飲食店の場合、ある程度の見込み客リストを持っていると思いますが、そのお客さんに個別に電話で「今日は〇〇が半額ですよ!」等の連絡を入れるわけにはいきませんよね?
メールを使って一斉送信することはできますが、営業っぽいメールは反応が期待できませんし、そもそも送ったメールを見てくれるかどうかもわかりません。
しかしLINEであれば、届けたいタイミングでしかも確実にお客さんに伝えることができます。
このような理由から、飲食店のネット集客にはLINEアカウントは必須です。

毎回おまけの小皿一品

「毎回おまけを付けるなんて、、」と思われるかもしれませんが、その一品のおかげで常連さんが増え、更に新規客を紹介してもらうことができれば安いものですよね。チラシを作ってポスティングするよりもよほど高い効果が期待できます。
但し、おまけの一品は、量は少なくても構いませんが、本当にお客さんが「おいしい!」と感じてくれるものでなければ逆効果になってしまいます。
このおまけの価値を高められれば、この「おまけ」自体を自店の強みとして他店と差別化することも可能です。
「おまけ」自体がお店の名物になれば、常連さんたちは「今度のおまけは何かな?」とワクワクしてくれます。
先ほどのLINE公式アカウントを利用すれば、常連さんたちをワクワクさせるような画像や写真と共に、ダイレクトに情報を届ける事ができます。

※サービスしすぎてマイナスになるようでは意味がありません。そこはしっかりと計算の上、実践して下さいね。

友達紹介特典

友達獲得 = 新規獲得 ですよね。ここには一番のコストがかかるわけです。
ですので、常連さんが友達(新規客)を連れてきてくれた際には、その常連さんとそのお友達が驚くほどのサービスを提供しましょう。その日の満足度の高さで、その友達がまた別の友達を紹介してくれるかどうかが決まります。

新メニュー試食会への招待

気に入った飲食店の新メニューは、常連さんならばやはり気になるもの。
その試食会という形で、またLINEを使い、常連さんたちに連絡を入れるわけです。
来店頻度を高める対策にもなりますし、常連さんもお店の経営に少し関わったような気分になれますので、よりそのお店を応援したくなるはずです。

常連さんにLINE公式アカウントに登録してもらう

先ほど紹介したLINE公式アカウントを有効活用するためには、常連さんを増やし、その全ての常連さんに自店のLINE公式アカウントに登録してもらう必要があります。
そのために、店舗内には、LINEへの登録を促す工夫を施しましょう。
もちろんLINE登録でドリンク一杯無料等の特典があれば、高い登録率が期待できます。

常連さんにLINE公式アカウントで宣伝してもらう

LINE公式アカウントには、「このお店を友達に紹介する!」という機能も付けられます。
LINEを通じた常連さんとのやり取りの中で「よろしければ、友達にお店を紹介して下さい!」とお願いしてみましょう。
もちろん紹介特典を常連さんにもそのお友達にも付けることを忘れないで下さい。

新規客を常連客にするために実践したいこと

せっかく常連さんが新規のお客さんを連れてきてくれても、そのお客さんが常連さんになってくれなくては次へつながりません。
前述の通り、新規のお客さんにも喜んでもらえるよう工夫をした上で、もうひとつ、是非とも実践したいことがあります。
それは、時代と共に変化するお客さんの要望を知り、常に自店も改善していく努力を怠らないことです。

そのためには、特には新規客に対してアンケートを実施することを習慣付けて下さい。
このアンケートの内容は、常連さん同様に自店の宝となります。
必ず真面目に書いてもらうように工夫しましょう。
このアンケート自体も、LINE公式アカウント内で行うこともできます。

例えば、最近であれば、新型コロナウイルスに対応しているお店かどうかがお店選びの基準のひとつになっています。
株式会社ROIの調査では、次のような結果が出ています。

コロナウイルス対策として飲食店が行っている対策で安心できるものはの調査結果図
株式会社ROI(ファンくる)調べ 引用元 https://www.j-roi.com/news/research/chosa20-05.html
  • 定期的な換気
  • 店内消毒
  • スタッフのマスク着用
  • 席間隔を空ける

等が気になるという結果です。

全ての項目に関して対応するのは難しい場合もあると思いますが、可能な限りしっかりと対応し、その事実を自店ホームページ、Googleマイビジネス、LINE公式アカウント等でしっかりとお客さんに伝えましょう。
もちろん、ネットだけではなく店外、店内でも伝えます。

そうすることで、お客さんに安心して来店してもらえるというメリットももちろありますが、それよりもお客さんから「このお店、細かな対応にも迅速に対応している誠実なお店」とも感じてもらえるという点が更に大きなメリットです。
そして来店したお客さんに対して、コロナウイルス防止策に関する更なる細やかな接客をすることでファンになってもらうこともできるわけです。

そして時代によって変化しているお客さんの要望は、コロナウイルスのようなパンデミックによるものだけではありません。
現在、キャッシュレス決済を希望する人が大幅に増えてきています。

ぐるなびの「キャッシュレスに関するアンケート調査」によれば、20代~60代の男女全体でクレジットカードが64.4%、電子マネーが60.1%と共に半数を上回る結果となっています。

キャッシュレス決済の利用頻度
ぐるなび調べ 引用元 PR TIMES

このような状況で現金払いのみの飲食店は、せっかくの来店機会を大きく逃しているとしか言いようがありません。
時代の変化に合わせて、お客さんの要望に応えられるように改善していきましょう。

まとめ

以上、このページでは飲食店がネットを活用して常連客を大切にして新規客を集客するためのアイディアについてお伝えしました。
是非とも参考にして頂き、貴店でも実践して頂ければ幸いです。

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